このサイトを構築し記事をもりもり書いてた頃、用事で外出する事が何度かありました。
中には泊まりの用事もあり、夜中とか暇になるよなぁ‥‥iPadでVS Code開けないのかなぁ‥‥と調べたところ、
GitHub codespaceというものを知りました。
これだよこういうのを求めてたんだよ、って事で環境構築しました。
環境
- iPad pro 11インチ 3世代
- GitHub codespace
- 2-core・8GB RAM・32GB
事前準備
VS Codeの設定をGitHubアカウントで同期しておきます。
右下の歯車マーク
→設定の同期
→サインインしてONにする
→GitHubでサインイン
で同期ができます。
これでcodespaceを開いた時にVS Codeの設定が自動で同期されます。
codespaceでリポジトリを開く
まずsafariでGitHubのページへ行き、左上の三
のようなボタンをクリックしメニューを表示します。
その中のCodespaces
をクリックすると、codespaceの管理ページに移動します。
New Codespace
をクリックします。
Create a new codespace
というページが表示されるので、仮想環境の設定をしていきます。
codespaceで編集したいRepository
、主に作業するBranch
を選び、
Region
はサーバーを(日本であればSoutheast Asiaでいいと思います)
Machine Type
では仮想環境のCPU Core数を選びます。自分がHugoの記事を執筆する分には2coreで充分でした。
これで最後のCreate codespace
をクリックすると、codespace環境が構築されます。
またこのcodespaceのページをホームに追加
しておくと、ホーム画面から直接開けます。
また、これから開いたページは画面上部のURL欄・タブの情報が省略されるため広い画面で作業ができます。
以上でcodespaceの開き方は以上です。
VS codeと同じように操作ができますので、ipadで記事の執筆をしたいという理想を叶えられました。
無料で利用できる制限
codespaceは、利用CPUコア数x利用時間
が月に120時間を超えるまで無料で利用できます。
2codeで利用すれば60時間、4codeで利用すれば15時間という感じです。
基本はローカル環境で編集し、外出時だけcodespaceを利用するという形ではこの制限に達する事はまず無いと思います。
また現在の使用量については、まずGitHUBの設定ページを開き、
Billing and plans
Plans and usage
と開きます。
その中にCodespaces
という項目があるので、ここで現在の使用量を確認できます。
拡張機能との相性問題?
おま環というやつだとは思いますが、codespaceを使ってて発生した問題と、消すと解決した拡張機能を書き残しておきます。
今回の記事の執筆理由はこの項目を残しておきたかったからです。
ipadでcodespaceを開いた時だけ後述の不具合が発生し、PCでcodespaceを開いた時は問題ありませんでした。
たまたま自分の環境と相性が悪かっただけだと思いますので、あしからず。
VScode上のソース管理
がscanning repositories ...
のままGUIが表示されない
下画像の表示のままいつまで経ってもGit管理GUIが出てくれませんでした。
ちなみに正常だと下画像のように表示されます。
これは拡張機能HTMLHint
をアンインストールする事で解決しました。
ipadでcodespaceを開いた時のみ起きた不具合でした。
おわりに
これで外出先での暇つぶしが1つ増えました。
私事を記す日記もGitで管理してるので、主にこっちで使っています。
Markdownを書ければいいので2-coreで充分ですし、起動したまま放置してしまっても30分経てば自動でSTOPしてくれます。
この程度の利用なら無料枠を使い切ることはないでしょう。